不育症・習慣流産

不育症・習慣流産について

2回以上の流産・死産があれば不育症と診断し、検査をお勧めします。

高年齢の方、今までの流産の回数が多い方に流産が起こりやすいことがわかっています。一番多い流産原因は赤ちゃんの染色体異常で、約60~80%です。

 

不育症の検査

次の検査があります。
➀抗リン脂質抗体など
(ループスアンチコアグラント、抗カルジオライピン抗体、抗カルジオライピンβ2GP1抗体他、第XII因子、プロテインSなど。保険適応と自費のものがあります)
②夫婦の染色体検査(保険適応)
③子宮の形のチェック
④赤ちゃんの組織の染色体検査(自費)

不育症の治療

抗リン脂質抗体陽性、第XII因子欠乏症、プロテインS欠乏症の方については、治療の効果が高いので、正しい診断と治療が必要です。

また、上記の検査を行っても、半数以上のケースで原因は分かりません。その場合は、たまたま流産を繰り返した方と、現在の検査で判らない未知のリスクがある方である2つの可能性があり、決まった治療はありません。

なお、原因が分からなくても、特に高年齢でなく、今までの流産回数が3~4回の方の場合は、治療をしなくても流産しない確率は60~70%です。